【#04】Zend Server for IBM i (Ver 9) 英語版/無償版/Basicの初期設定

<この連載の記事一覧>
【#01】Zend Server for IBM i 導入の前提条件
【#02】Zend Server for IBM i (Ver 9) 英語版/無償版/Basicの入手方法
【#03】Zend Server for IBM i (Ver 9) 英語版/無償版/Basicの導入方法
【#04】Zend Server for IBM i (Ver 9) 英語版/無償版/Basicの初期設定
【#05】Zend Server for IBM i の簡単にできるパフォーマンスアップ術
zendi

初期設定の流れ

IBM i の「QCCSID」が5035,1399以外の場合は、ユーザー「ZENDADMIN」の「CCSID」を以下コマンドで5035に変更

CHGUSRPRF USRPRF(ZENDADMIN) CCSID(5035)

【補足】ユーザー「ZENDADMIN」の「CCSID」が5035,1399以外の場合、サブシステム:ZENDPHP7以下のジョブが正しく起動しません。

同じく、IBM i の「QCCSID」が5035,1399以外の場合はユーザー「QTMHHTTP」の「CCSID」を以下コマンドで5035に変更

CHGUSRPRF USRPRF(QTMHHTTP) CCSID(5035)

【補足】既にIBM HTTP SERVER以下でWebアプリケーションを「QTMHHTTP」で稼働させている場合は既存アプリケーションへの影響を考慮する必要があります。

以下コマンドでZend Serverを再起動

【停止】
ENDSBS SBS(ZENDPHP7) OPTION(*IMMED) 
ENDTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(ZENDPHP7) 

【起動】
STRTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(ZENDPHP7)
STRSBS SBSD(ZENDPHP7/ZENDPHP7)

ブラウザから以下のWeb管理画面URLにアクセスし、画面の内容に従い初期設定を実施

http://IBM iのIPアドレス:10081/ZendServer/
※ブラウザによっては正しく表示されない可能性があります。
initial01

初期稼働モードを選択して「Next」をクリック

initial02

初期管理者・開発者パスワードを設定して「Next」をクリック

initial03

「Launch」をクリックして初期設定が完了するのを待ちます

initial04
【補足】無償版の場合、インストールから30日で同管理画面にアクセスできなくなりますが、その後の設定変更は設定ファイルを直接メンテナンスすることで可能です。過去はマシンシリアルの提示で1年間のBASICライセンスがその場で取得できましたが、現在はBASICライセンスの取得についても、RogueWaveとコンタクトをとる必要があります。
initial05

Web管理画面より、PHPのタイムゾーン(timezone)の設定を「Asia/Tokyo」変更して「Save」します

initial06
【補足】タイムゾーンが正しく設定されていないと、PHPログ日時やPHP処理上のシステム日付が正しく取得できません。

Web管理画面より、PHPのDB2拡張アロケーション(dbcs_alloc)の設定を「1」にして「Save」します

initial07
【補足】dbcs_allocが正しく設定されていないと、SQLでデータ取得時に全角文字について文字化けが発生する可能性があります。

httpd.conf を以下の通り変更

エミュレータをホストコードページ:939で起動し、以下のコマンドでファイル編集を開始します。

CHGJOB CCSID(5035)
EDTF STMF('/www/zendphp7/conf/httpd.conf')

修正内容

(n行目)
【修正前】
 DefaultFsCCSID 37
 CGIJobCCSID 37

【修正後】
 DefaultFsCCSID 5035
 CGIJobCCSID 5035
 DefaultNetCCSID 943

F3キーで変更/終了します。

toolkit.iniを以下の通り変更

エミュレータをホストコードページ:939で起動し、以下のコマンドでファイル編集を開始します。

CHGJOB CCSID(5035)
EDTF STMF(‘/usr/local/zendphp7/share/ToolkitAPI/toolkit.ini’) 

修正内容

(n行目)
【修正前】
 encoding = “ISO-8859-1”
 ;encoding = “UTF-8”

【修正後】
 ;encoding = “ISO-8859-1”
 encoding = “UTF-8”

F3キーで変更/終了します。

再度、Zend Serverを再起動します。※③同様

導入後の環境について

ディレクトリ構成と主要設定ファイル

initial08

エミュレータ管理画面

以下コマンドでエミュレータ管理画面が起動します。

GO MENU(ZENDPHP7/ZSMENU)

initial09

IPL時の自動起動について

IPL時のZend Serverの自動起動はインストール時に、サブシステム:QSYSWRKの自動開始ジョブ:「ZS9_STRSBS」として登録されます。
initial10

この記事を読んでいただいてありがとうございます!
consul_PC

The following two tabs change content below.
IBM i (AS/400)のオープン化を中心にサービスを提供するシステム開発会社。最近は、IBM i 上のPHPによる受託開発が多いですが、ソリューションやウェブサービスも順次リリースしていこうと思ってます。 https://www.omni-s.co.jp/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加