インストール環境の確認
第1回でインストールしたNode.jsが動作するか確認
IBM i (AS/400)のPASE環境でnode.jsを動かす方法 [準備編] (1/4)
【フォルダーの確認】
次のフォルダーが作成されている事を確認
作成されるフォルダー:/QOpenSys/QIBM/ProdData/Node
【Node.jsの稼働確認】
確認コマンド:node -v、npm -v
CALL QP2TERM
cd /QOpenSys/QIBM/ProdData/Node/bin
node -v
npm -v
次のように正しく実行されました
今回の動作確認では特に発生しませんでしたが、参照した資料には以下のような事が書かれていました。類似のエラーの場合、参考にして頂けたらと思います。
シグナル 5 エラーメッセージが表示される場合はスレッドに関するエラーになります。
環境変数でマルチスレッドを有効にすれば、スレッドに関するエラーは解消される可能性があります。
>>> ADDENVVAR ENVVAR(QIBM_MULTI_THREADED) VALUE(‘Y’)
環境変数の変更は、PASEアプリケーションに影響を及ぼします。
JavaScriptの準備
【JavaScriptの編集】
テキストエディターでJavaScriptを編集後、UTF-8で「hello.js」と名前を付けて保存
var sys = require('sys'); var http = require('http'); var server = http.createServer( function (request, response) { response.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'}); response.write('Hello World!!\n'); response.end(); } ).listen(8124); sys.log('Server running at http://192.168.1.7:8124/');
【FTP転送】
IBM i側の保管先フォルダーをmdコマンドで作成して「hello.js」をFTP転送
フォルダー作成コマンド:md /home/node
FTP転送:
JavaScriptの実行
転送した「hello.js」JavaScriptを実行して動作するか確認
【実行コマンド】
CALL QP2TERM
cd /QOpenSys/QIBM/ProdData/Node/bin
node /home/node/hello.js
【実行結果】
ソース上で指定したIPアドレスとポートでWebブラウザからアクセスすると次のように正しく表示されました
この記事を読んでいただいてありがとうございます!


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